文部科学大臣の指定した歯科技工士学校や厚生労働大臣の指定した歯科技工士養成所で、2年間~3年間をかけて必要な知識を身につけ卒業した人に受験資格が与えられる厚労省の国家資格です。
歯科技工士には、義歯や冠など患者の生体の一部となる人工物(人工臓器と呼んでも良いでしょう)を生体への適合度のより高い素材で、かつ生体に害を及ぼさない最適な形状で製作する科学的な知識に基づいた正確な技術で、患者の咀嚼を手助けできる高い能力が求められています。
約35000人程度の人が従事しておりそのうち3割強が病院や歯科診療所に勤務し技工物の製作に携わっています。また6割を超える大多数の人が病院や歯科診療所から技工物を受注して製作納品する歯科技工所を開設しており、中には歯科技工所に就職して技術を磨き営業のノウハウを身につけて将来の独立に備えるといった人も大勢います。
また、歯科機材メーカーや歯科材料関連企業に就職して機材の開発や研究に歯科技工士として得た知識や技術を生かす人もいます。仕事の形態を問わず直接的間接的に歯科医療に貢献でき、進む社会の高齢化を視野に入れた場合、ますます重要度の増す資格であるといえます。
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