字の通りに解釈すると歯の入れ物である骨、すなわち歯を支えている顎の骨をいいます。歯の組織の中で歯根部にあるセメント質が束になって入り込んだ歯根膜(歯周靱帯)と共に歯をこの歯槽骨にくっつける役目を果たしており、またこの歯根膜がクッションの役目をして咀嚼の際歯槽骨にかかる圧力を和らげています。
歯槽骨も体のほかの部分を形成している骨と同様に、必要な栄養の補給と適度な運動で強くて健康な状態にしておくことが大切です。歯槽骨にとっての運動とは、骨に均等な負荷をかけることが出来るよう虫歯などがあればちゃんと治療し歯全体を使って時間をかけよく噛んで食べることです。
十分に噛まなくても飲み込めるやわらかい食物を食べ続けることで歯槽骨が発達せず、細い顎をした若年層が増えていることを見ても、骨にも適度な負荷が必要であることが納得できると思います。ただ骨の一部だけに極端に強い負荷をかけることは却って骨の吸収(溶かすことです)を助長することになりますので気を付けたいものです。
また加齢によっても骨の吸収は起こり骨量や骨密度の低下は人によって多少の差はあるにせよ避けられないものとなっています。
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