空隙歯列(すきっ歯)などと呼ばれ顎の骨の大きさに対して極端に歯が小さい、先天的に歯の数が少ない、或いは歯科治療で抜歯をして歯の数が減りそこに周囲の歯が動いて隙間が出来たなどという例を除けば、一般的に健康な歯には隙間はありません。
ただ、長年にわたって行われる咀嚼によって歯にかかる圧力、噛み合わせの癖、食事時に挟まった食物を爪楊枝などで取り除く行為、口中で歯に舌を押し付ける癖などによって歯間に隙間が出来てしまうことがあります。そういった隙間を歯間と呼びます。
歯に隙間のある事自体は異状ではないとはいえ食物の残滓や唾液などに付着し繁殖した細菌によって引き起こされる虫歯や歯周病のリスクは隙間の少ない人と比べると高くなります。また歯周病に関して言えば歯の隙間以上に注目されているのが歯の間で三角形になっている歯肉の部分です。これは3つに分類される歯肉の中の一つ乳頭歯肉と呼ばれるもので、この乳頭歯肉に対するケアが歯の健康を大きく左右するといわれています。
簡単に入手できる歯間ブラシ、糸ようじ、デンタルフロス、あるいは口腔洗浄器などを併用して正しい歯磨きを繰り返し行い、歯の隙間や乳頭歯肉を清潔に保ち歯垢の除去をすることで、虫歯や歯周病など口腔内疾患の発症を抑えることができます。
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